Blue Nova

管理人のフリーダム横行地帯。別名:管理人の反省室。

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戦い/最大の

1.戦いに寄せて

>>12/30 15:00 自宅
有明・冬の陣、2日目。決戦の前日。
持っていく荷物と当日の計画はほぼ決まった。
後は、メッセージカードを1枚書けば全ての荷物が出来上がる。

メッセージカード。お気に入りのサークルに差し入れをする際に渡すものだ。
言ってしまえば、これを渡すのも明日の目的の1つである。

この戦いの目的は、自分で作る。そして、自分の力で達成する。
そう考えると、俄然やる気がみなぎってくる。草まで生えてきそうな勢いだ。

メッセージカードを書き上げ、一緒に添えるお菓子に貼り付ける。
後は、荷物の確認だけだ。



2.備忘

>>03:30 自宅
また、こんな日が来るとは。そう思いながら起床した。
有明・冬の陣、3日目。この日の為に、2ヶ月ほど前から延々と準備を重ねてきたのだ。
一年の最後の日、これから起こるであろう事を思うと緊張が走り、腹筋が過剰に震える。

朝食を食べたら、荷物の最終確認。
前日に栄養ドリンクやら差し入れのお菓子やらを買い込んでおいたので、
それと会場のマップ等も詰め込み、鞄を一杯にする。
今日一日の大きな戦いを思うに、安定した食事を取れる見込みは薄い。
ので、朝食はしっかりと食べておかねばならない。

衣服は、ジーンズとデニム地のシャツ。どちらも黒である。
着こなしのセンスは無に等しいが、やはりお気に入りの組み合わせだ。
大きな戦いで、もはや服装など防寒さえできれば何でもいいだろうとも思うが、
好きな服を着ておいた方がモチベーションが保ちやすい。
単純に気分の問題だが、自分でそういう気分を作るのは大事なことだ。

しかし、よく考えてみるとTシャツとコートは黒に近い灰色で、靴下と鞄も黒。
見事に黒しか身に付けていない。というか2週間前と全く同じ服装だ。
やはり俺は服装がワンパターンだと思うが・・・兎も角これで準備は完了だ。


3.前哨戦

>>04:40 コンビニ
始発電車に乗る前に、近くのコンビニで携帯食料を調達する。
折角なら、戦場の雰囲気を最大限満喫したい。そのための始発というわけだ。

ところで先日も同じように携帯食料を物色していた時、
ある食物が目に止まったのだが、ちょっと・・・変な想像が働いて、
現地でこれを口にしたら間違いなく腹を掻っ切りたい衝動に駆られるから、
携帯食料としては優秀だったが買わなかったのは記憶に新しい。

そろそろ俺の思考回路も汚れきっているなと思って、結局腹を掻っ切りたい衝動に駆られた。
(ヒント:3日目はエロの日)

年内最大・最後の変態祭りへ。
最強の変態達を見に、俺は今回も始発組に混じる。


2010年12月31日、日本、首都圏内にて記録する。
ミラン。


・・・少なくとも俺は、この戦いに対して割と本気のつもりだ。(何)


>>05:30 大井町駅
京浜東北線を降り、りんかい線のホームへ。
周囲には既に大量の人が同じ場所を目指して移動しているから、
どのように動けばよいかは分かっている。

冷静に、迅速にホームに向かった先には長蛇の列が形成されていたが、
その列が更に長くなる前に、手早く所定の列に並ぶ。
9号車の、前から3番目。俺はそこから乗車する。

・・・と思っていたんだが、実際には前から2番目だった。
途中でその疑念が浮かび、やがて確信に変わったがもう遅い。
今から列の最後尾に並び直したところで、始発電車には乗りようがない。
強引にやればできないこともないだろうが、あまりそういう手口は使いたくない。
(というか、りんかい線始発に乗ろうとする時点ですでに強引だが)
まあ、階段間近の乗車口から一つずれただけだ。すぐに取り戻せるだろう。

と心の中で猛る俺だったが、
この十数分後、俺は自分のツキに再び絶望することとなる・・・。



>>06:00 待機列への道中
それは下車時のことだった。
「ちょ・・・これマズイって!!」
目的の駅に着く直前、満員電車の中の誰かが声を上げる。

見れば、そこには反対方向からの電車。これもまた満員電車である。
始めに反対方向の電車のドアが開き、数秒遅れて俺の乗る電車のドアも開く。
2つの満員電車から、大量の人間が同時に吐き出される。

我先にと階段やエスカレータに駆け込む人々。
それが、互いに押し合い圧し合い。
国際展示場駅のホームは絶叫と怒号の飛び交う魔境と化した。

俺はあくまで冷静に、この場を切り抜ける事だけを考えて動く。
・・・いや、余裕がなさすぎて、それ以外何も考えられなかった。


それも何とか乗り切り、改札の外へ出て、いざ会場へ向かう。
周囲との歩調を合わせ、前方の人とは他人に割り込まれない程度の距離をとる。
周りのペースに振り回されず、また周りを振り回さないように歩く。
これが最も疲れにくい歩き方だと思う。


>>06:20 東待機列
下車時の過剰な混雑によるトラブルに巻き込まれたのは仕方ないが、それにしても出遅れた。
まあ、今更それを恨んでも何にもならないし、考えるのはやめにする。

少し落ち着いたら、巡回経路の確認でも行うとしよう。


ところで、既に冬至から一週間余りが経つ今日この頃だが、
日の出が一年で最も遅いのは冬至ではなく、元旦の前後なのだそうだ。

昼が短かければ、イコールで日の出が遅いという風に思っていたが、
厳密にはそうでもないらしい。
ともかく、今日は一年の中でも相当に日の出が遅れることになる訳だ。

とどのつまり、それがどういう事かというと。
寒い。
日の出が遅ければ、気温が上がり始めるのも遅くなる。
今、ようやく空の色が明るくなりだした。

だが、寒いと思うから寒いのだ。
暑い、いや熱いと思えばたとえシャツ1枚だろうとやっていけるはずだ。
修造はそれをやった時、実は服にカイロを貼り付けていたが。


>>07:00
やっぱり寒いものは寒い。
日が昇ってきたのはいいのだが、今度は風が冷たい。

さて、会場内で身に付けるものの配置の確認に入る。
ブースで品物を買う際に能率上重要になるのは、金銭を取り出す早さと品物を収納する早さだ。
前者の場合、さらに代金丁度の金額を取り出す必要がある。
釣り銭を受け取っていると、それだけ所要時間が増えるからだ。
よって、小銭や札を手早く、かつ過不足なく取り出せる環境づくりが不可欠である。
そういう訳で、財布の収納場所には気を遣う。

・・・だが、能率だけ求めていては、それだけ楽しみも逃げていく。
俺が目指しているのはあくまで無駄をなくすことであって、最高の能率を求めることではない。

・・・8時半には、入場準備が始まるらしい。
実際にはもっと遅れる予定だろうが、そこが前哨戦の一区切りとなるだろう。


>>08:00
そろそろ小腹が空く頃なので、先にコンビニで買ったおにぎりを口に入れる。
コンビニ袋はそのまま今日のゴミ袋となる。

・・・未だに手がかじかむ。風が冷たい。(2回目)手袋してても寒い。
というか、折角ラノベとかゲームとか持ってきたのに、手が冷たくてやる気が起きない。

寒いのは強い方だが、4時間耐久は正直しんどい。

>>09:00
入場準備の移動が始まった。
・・・といっても、あくまで入場"準備"。
待機場所から立ち上がり、数歩前進しただけだ。
この状態(立ちっぱなし)で、更に1時間以上待機することとなる。
身体を動かしたからか、肌寒さは少しだけ和らいだ。


>>10:15 東ホール
開場したのは、15分前のこと。
俺は会場へ突入する。ここまでのタイムは、今年の夏とさほど変わっていない。

製本した巡回ルートの冊子を取り出し、始めに訪問する地点を確認する。
まずは、東1-3からだ。行くぞ。


4.急襲戦

>>10:35 東ホール
巡回、巡回。的確にブースを一つずつ消化していく。
次は、大本命のサークル。
といっても、俺の本命はいわゆる「シャッター前」などではなく、
普通の「島」に位置する。
何だかんだで、「島」に本命が位置している人というのは多いと思う。
企業目当ての人とかはともかく。

ここで、昨日書いたメッセージカードの出番だ。
サークルが絵を通じて提供してくれた色々に対して、
自分なりの感謝の気持ちを込めたメッセージカードである。

このサークルのイラストを主な参考にして、自分なりの画風を作ってきたつもりだ。
そういう意味で、このサークルの存在は自分にとって大きい。
だから、この機に乗じてお礼を言おうと思った訳だ。

他のサークルと同じように新刊を買った直後に声をかけ、
「差し入れです」と言いつつお菓子つきのメッセージカードを手渡す。
きちんと受け取ってもらえて、とりあえず渡すことには成功した。
売り子に渡したとかではなく、本人に直接渡せた点が尚良い。

その後にも、口頭で平素からの感想を述べるが、
恥ずかしながらテンパって上手く口が回らない。
ひとまず早々に切り上げ、この場を失礼する。
思いのたけは、既にカードに託した。だからこれで良しとする。

嬉しい余韻もそこそこに、次の目的地を目指す。
全ての訪問を終えるまで、休みはない。


>>10:50
3度目の絶望は、やはり突如として訪れた。
十字路。四方からの人の流れが複雑に入り組み、流れの許容量を超えた。
分かりやすく言えば、大渋滞である。近くの誰かは「大動脈瘤」などとも呼んでいた。
前方は人で詰まっていて、先に進めない。
左右も同じだ。これでは迂回もできない。
振り向けば、後方にも後に続く人が詰まっていた。退くこともできない。


・・・・・・。

身動き\(^o^)/とれない


周囲から怒号が飛び交う。ここら一帯に人が詰まっているらしい。
大量の人が押し合い圧し合い、場は阿鼻叫喚だ。
こうして俺は、本日二度目の人外魔境を目の当たりにした。というか超巻き込まれた。

俺は体勢を立て直し、何とか脱出を図る。
これで付近のブース訪問は全部後回しになるだろう。
無理を承知で、この場に粘り続けてもいいが・・・西側にも欲しいものは沢山ある。
幸い、東のブースで重要な箇所は全て訪問を終えている。優先度では西側の方が上だ。
それを犠牲にしないためにも、西に移動することを決める。

そして、この地獄から脱出したのは20分後の事だった。
これだけ時間があったら、
東ホールをもう一度余分に縦断するくらいはできただろう。
嗚呼・・・。


時計を見れば、11時10分。
時間だけでなく体力も相当に奪われ、更には付属のスティックポスターとかも潰れている。
状況は絶体絶命だ。

・・・ここからだ。きっとここからが俺の本番なのだ。
このミスは絶対取り返してやる。


5.電撃戦

>>11:20 西ホール
西に辿り着く。こちらは、東に比べれば随分と平和だ。
ここでの巡回ポイントは5箇所。いずれも空いていたため、20分程度で訪問を終える。

ひとまず、この時点でどの程度の金額を使ったか会計を済ませ、前半戦は終了とする。
結果は・・・とりあえず、先程切り捨てた場所以外は全て訪問できた。

ここまで一切身体を休めていなかったが、
軽く緊張の糸が切れたか、気力が抜けていく。
よくよく考えてみれば、りんかい線の始発に乗ったのを皮切りに、
6時間は休みなしでハードな環境に晒され続けているのだ。

確かに戦場の雰囲気は十分に感じられるんだが、負荷が半端ない。


>>12:00
適当な場所で身体を休め、次の目的地へ。
実は、大学の友人がブースの1つで売り子をしているというのだ。

事前に教えてもらったその場所へ、ゆっくり歩いていく。
先程までは巡回することしか頭になかったため周囲に目が向かなかったが、
今改めて見てみると、本当に色々なサークルがある。

二次元の漫画やゲームだけでなく、
音楽CDや手作りのアクセサリーなどが並んでいる所もある。
コスプレをして歩いている人もいる。

この場は様々な価値観に溢れている、といった話を聞いたことがあるが、
なるほど確かにその通りだと思う。
時間があればもっとゆっくりと眺めてみたいものだが、
次の目的もあるので、それはまたの機会に。
次の参戦では、一人でじっくり練り歩きたいものだ。


>>12:10
目的地を目視で確認。
友人は・・・丁度一人でいた。
俺の友人は、男の割に髪がやたら長い(背中の半ばまで届く)のが特徴的で、
お陰で遠目に見ても比較的発見しやすい。
売り物などは既になくなっているようだ。

とりあえず声を掛け、挨拶をする。
それから、長机を挟んでしばらく歓談する。
他に客がいる状態なら迷惑だが、
先述の通り売り物は既にないため、さほど問題はないだろう。

しばらく話していると、ブースの主が帰ってきた。
東ホールの辺りに並んで、色々と買い物をしてきたらしい。
彼にも挨拶と自己紹介をする。

先程までは友人が留守番をしていた訳だが、
今度はブースの主が留守番を代わるということなので、
折角だから俺は友人と二人で行動することにする。

人が混み合う戦場の中で、二人以上での行動。
これは非常にはぐれやすく、余り褒められた行動ではない気もするが。
まあ、分担して本の購入を行うという訳でもないのだから、これはこれでいいだろう。


ともあれ、ここからが後半戦の始まりだ。
過去の戦いにはなかった経験。思う存分楽しむとしよう。


6.共同戦

>>12:45 食事店
ひとまずは腹が減ったので、東ホールへ向かう途中にある食事店へ向かう。
二人してラーメンを頼み、席につく。俺としては、ようやく座ることができた。

ちなみに、ここに来るまでも相当の人混みを潜り抜けてきた。
西から東へ向かうのはかなり骨が折れるのだ。

ラーメンの味は特に可もなく不可もなくといった感じだったが、
この場で、友人と一緒に食べると、不思議と美味しくも感じる。
要は気分の問題なのだろう。


>>13:10 東ホール
ここからの行動は、どちらか一方の行きたい場所を二人で気まぐれに歩いて回るという、
実にまったりとしたものだった。
少なくとも、1時間くらい前まで必死こいて巡回ルート云々やってた俺からは想像できない。
想像できないが、それがいい。

俺は通りかかって気になった画集や漫画を見て回り、
友人は音楽CDのコーナーや、お土産を探したりしていた。
「超兄貴のお土産なんて誰が得するんだ」
「出オチにしたって直球すぎる」
なんてことを言って笑い合いながら、1時間ほど東ホールを練り歩いていた。


>>14:30 西ホール
続いて西ホール。
こちらも同じような感じで練り歩き、そして先程のブースに戻ってきた。
戻ってきた後は、ブースの主も含めた3人で再び歓談。

何というか、俺はこの手のイベントだと知人の居るブースにくっついて離れない傾向がある。
(11月の某イベントでも同じ事をした)
一応相手がそれを気にしないとも限らないので、その辺の断りとお詫びは口にしておいた。

俺は出展側に回ったことはないので、そちら側の事情というものが今一つわかっていない。
今度勉強しておこう。というか、或いは出展側に回るのもいいかもしれない。
個人で出展するのは多分無理だが。


>>16:00
そうこうしている内に、あっという間に16時である。
冬の陣終了の時間。開始時と同様に、辺りからは拍手の音。
俺達も一緒に拍手をする。

知人の撤収を手伝い、それから東京ビッグサイトに別れを告げた。
バスで移動するという彼らと別れた後は、一人ゆりかもめに乗り、帰路につく。
これで、今回の戦いも終わりだ。
色々とあったが、とりあえずは欲しい物を手に入れ、好きなサークルに差し入れをし、
友人と一緒に過ごすことができた。これほどの収穫を得られるのも稀である。

次回・夏の陣がどうなるかはまだ分からないが、
今回ほどではないにせよ、相応の収穫を得たいものだ。


7.総括

戦利品はいつものように、画集や漫画などの同人誌十数冊。
(今回は書き上げるのが遅れてしまったのもあり、写真は割愛します)

また、会計を行ったところ、支出は本代だけで14,000円弱。
予算が20,000円であったから、その他費用を合わせても割と余った。


さて、次のイベント参加は、2月27日のラグフェスだ。

大阪まで大遠征するというスペクタクルな内容である。
そこまで大きなイベントではないが、
個人的に、内容の特殊さでは今回のイベントを数段上回るものとなるだろう。

多分またレポートを書くだろう。
が、いい加減この書き方は疲れてきたので、その時までに別の書き方を探しておきたい。

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